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寿命のはなし

人とは違う生まれ方なひと達の、寿命とか、生き死には、どう管理されてるのか。

以前にも書きましたが、

天使は、無から有を生み出すことが。
悪魔は、有を無に帰すことが。

それぞれの生業です。
生まれついての業、です。

0から1を創りだすことも、1を0に戻すことも、どちらも力を使います。

目に見えるものでもないですが、簡単に言うと、生まれもってのゲージのようなものがあって…天使は力を使うごとに、空っぽだったゲージが徐々に増え、悪魔は逆に、満タンだったゲージが減っていきます。
増えきったり、減りきったら、死…というか、消えます。
元々『神の子』という認識であり、力を使うことが存在意義なので、生死の概念が殆どありません。個の認識が薄いのです。
消えるのが早くても遅くても、そもそも消えることに対して抗う気持ちも、特にはないようです。

力がなくなったなら、消えてしまうのは、仕方ない。
世界に還ってまた生まれてくるよ…といった感覚。


それに対して、珍しく個の意識が強めなのが、この砂匣に出てくる人達でもあります。



それはさておき。

この、力を使い切ったら消滅、というのが、天造人器が生み出される事になったきっかけです。

世界によっては、力を使わないと存在できないような…生身でそこにいるだけで、力を使ってしまう、そういう所があります。
天使にダメージがある世界もあれば、天使と悪魔双方共いづらい世界もあり、その逆もまた然り。

ちなみに、召喚悪魔は、ダメージがない世界からしか喚べないようになってます。



そういったダメージから身を守るために、考えられたのが、器。
こっそりその世界の人の身体を、少しの間だけ借りて、仕事を終えたら丁重にお返ししよう…といったもので、現に悪魔はそういう使い方しかしてないようす。


裏で人器を作り出したのが天の人達。



実は、更にその裏もあって、死ぬ間際に横からさらって人器に仕立て上げる…という手順すらも面倒臭がった一部の者が、どうも、わざとその人間を殺したかもしれない…?という。
真偽の程は不明。




ちなみに、寿命の事を学生達に話したところ。
人間も、生まれた時点から死に向かって進んでる生き物だから、そこまで相違点はないわね…というのが、月矢さんの見解。
個の感覚が薄いのが理解出来ない、何故消えるのを避けようとしないのか、力を使わずに生きていけないのか、悩むのが亨仁。

あと、翠瑠は全部分かってて、生身で留まってる為、徐々に死に近づいてはいます。
夜斗は彼女に初めて会った時点で、生身でいる異常性に勿論気付くけれど、そしてそれを止めたいけれど、聞き入れて貰えないのが現状。
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